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母「先生もどうぞ」

和彦「ありがとうございます、いただき
ます」

明「…」


機嫌を損ねないよう食事をする事にした
隙あらば話そうとしたが隙がなく
母はマシンガントークで
休む暇なく…


母「最近野菜が高くて本当困っちゃうわ
他の物で代用はするんだけど」

明「母さん、あのさ」

母「やっぱり栄養価は気になるし」

明「母さん！！」

母「ダメよ、好き嫌いしちゃ」

明「そうじゃなくて」

和彦「二階堂さん、今日は大事な話しが
あってきました」

母「どうしたんですか？そんなかしこま
っちゃって」

和彦「先日、僕は明さんに交際を申し込
み今日、お返事をいただきました」

母「交際？お返事？」

明「母さん、俺色々迷ったけど和彦さん
と付き合い事にしたから」

母「付き合う？」

和彦「僕達の交際を許してもらえないで
しょうか、お願いします」

母「…」

明「母さん？」

母「そんな…そんなの…」