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BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~

第3章 無理だから



明「…はぁぁ…誰も来ないな…」


お湯に浸かりながら
入り口を見つめひたすら待った

だけど10分、20分、30分経っても
お客さんが来る気配はなく
1時間が経過…


明「ううう…ああ…も、もうダメだぁ…
一回外…外に出よう…」


さすがにもう限界
熱を冷まそうと脱衣所へ向かった

タオルを持たず大事な部分も隠す事なく
胸を左右に揺らし勢いよく
ドアを開けた


明「…!!」


のぼせすぎて
視界が悪くなっていたのか
見間違えでなければ脱衣所に男がいた

女ではなく男のお客さんが数人
裸で立っていた


明「…あ!!」


すぐ我に返り
手で胸と下半身を隠した
こういう場合どうすればいいのか
声を出し助けを求めるべきか何もせずに
逃げるべきか…

でももし自分が入り口を間違えていたら
間違えて男湯に入っていたら
恥をかくのは自分…


明「…」


とりあえず服
服を着ようとロッカーまで急ぎ
ロッカーから服とバスタオルを取り出し
バスタオルを羽織った
だけど…


男①「君、若いのに勇気があるね」

明「…!?」

男②「今日は当たりだな」

明「え、あの…」


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