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明「…和彦さん」

和彦「どうしました？どこか痛いところ
でも…」

明「えっ違います！！いいからそのまま
そのままで聞いてください…」

和彦「…はいっ」


ベッドに横になったまま
寄り添い余韻に浸りながら話しを続けた


この雰囲気、勢いにまかせて
気になっていた事を
聞いてみた


明「今日、俺…服とか髪型とか頑張った
んですけどダメでした…」

和彦「そんな事ないです、全然！！」

明「でも和彦さん、全然俺の方見てくれ
なかったから…」

和彦「あれは、だって…」

明「何？」

和彦「…何でもありません…」

明「和彦さん！！」

和彦「…小さい男って思わないでくださ
いよ、絶対…」

明「思わないですよ」

和彦「…」


恥ずかしそうに顔を隠しながら白状した
デート中に何故そんな態度を
とったのか…


和彦「…明さんを見るのが恥ずかしくて
直視出来なくて…」

明「やっぱ似合ってなかったんだ…」

和彦「違う、そうじゃなくて」

明「…」

和彦「だから…」