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和彦『じゃあ今度の日曜、お昼に駅前で
待ってます』


とんとん拍子に話しが進み今度の日曜
和彦の親に会う事になった
緊張の一瞬…

第一印象は大事

嫌われない気に入られるよう服装や髪型
言葉遣いなど入念に調べ
本番に備えた


明「…」

和彦「お待たせしました」

明「あ…」

和彦「僕の母です」

和彦の母「初めまして、和彦の母の芳恵
です」

明「二階堂明です、和彦さんとは真剣に
お付き合いさせていただいてます」

芳恵「和彦から聞いてます」

明「…」


和彦の母、芳恵さん
着物に身を包み髪型もバッチリ
小柄で少し痩せてる印象だったが綺麗な
人だった


和彦「立ち話もなんだし、お昼にしよう
近くに美味しい和食屋があるんだ」

芳恵「和食屋さん？」

和彦「和食、好きでしょう」

芳恵「私は好きだけど彼女さんは？」

明「俺も、あ…私も和食、好きですから
お気になさらず」

芳恵「なら良かった」

明「…」