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母「遠慮しないでいっぱい食べてね」

久志「ありがとうございます」

明「…」


食べていなかったのか出された食事を
残す事なく全て食べきった久志

かなり痩せていたし色々
あったようだ…


久志「ごちそうさまでした、美味しかっ
たです」

母「どういたしまして」

久志「…」

明「久志、今日は泊まっていけよ」

久志「ありがとう、でも」

明「俺、知ってるんだ、久志の家行った
から…その…」

久志「…そっか…知ってたんだ…」

明「…」


わかってた事、来るべき時が来ただけ
だけどやっぱり親の離婚は
ショックだった

内心、落ち込んでいるようだ


明「大変な時だし俺、力になるから」

久志「明…」

母「困った時はお互い様、遠慮しないで
私達を頼ってよ、ねっ」

久志「おばさん…」

明「俺達っ…友達だろう？」

久志「…そうだな…友達、だもんな」

明「…うんっ…」

久志「…」