BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~
第28章 甘い誘惑
明「公園で野宿!?」
久志「野宿って言っても夜だけで昼間は
図書館にいたから別に」
明「何で言わなかったんだよ!!」
久志「何でって…」
まだ冬本番ではない
だけど晩になると一気に寒くなる
何故、自分を頼ってくれなかったのか
喧嘩してるわけじゃないし
わからなかった
久志「…言えるわけないじゃん…だって
だって明は今…」
明「何だよ」
久志「…何でもない…」
明「…」
久志「仕事見つけて住む家も決まったら
すぐ出て行くから」
明「そんな急ぐ必要ないからな」
久志「…ありがとう」
別に遠慮したわけじゃない
ただ一つ屋根の下で明と一緒に暮らすの
は例え割り切っていても
辛かったようだ
久志「…」