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明「…」


ちゃんと話そう
未遂に終わったが久志との事
包み隠さず、ちゃんと話そうと決めた


そしてそれは和彦も…


和彦「…」


和彦も同じだった



そして翌日
明は学校終わり制服のまま
和彦との待ち合わせ場所へ向かった


和彦「…」

明「和彦さん！！」

和彦「すいません…忙しいのに…」

明「いえ」

和彦「長くなりそうなんで、とりあえず
どこか入りましょうか」

明「…はいっ」


久しぶりに会う和彦
嬉しくて頬が緩んでしまう明
そんな明とは対照的に冷めた表情の和彦
もしかして…


明「…」


明は和彦と仲直りするつもりだったが
和彦は別れるつもりかも
そう思うと…


和彦「…」

明「あ…っ…」


顔は強ばり言葉数も少なくなった


明「…」

和彦「僕からいいですか」

明「えっ？」

和彦「話しても…」

明「…差し支えなければ俺から話させて
ください…」

和彦「…わかりました」

明「…」