BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~
第30章 これが明の選んだ道
店員「お待たせしました」
明「えっ、コーヒー?」
店員「ごゆっくりどうぞ」
明「すいません、俺が頼んだの…」
店員「…」
置かれたのはコーヒー
だけど明が注目したのはココア
間違いを伝えようと引き止めようとした
が伝わらず…
明「コーヒーか…」
熱々のコーヒーを飲むはめに…
明「…」
和彦「あの…明さん…」
明「はいっ!!」
和彦「僕は明さんが男に戻っても受け入
れる覚悟でいました、本当に…」
明「…はいっ」
声のトーンが明らかに違う
落ち着こうとコーヒーを一口飲んだ明
砂糖もミルクも入れていない
ブラックコーヒー
熱々の…
明「…熱くない」
舌の味覚、感覚がおかしくなったのか
熱さも苦さも全く感じない
何故だろう…
和彦「でも正直…」
明「えっ?」
和彦「正直…無理そうです…」
明「…」
和彦「本当に…ごめんなさい…」
明「和彦さん…」