BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~
第32章 番外編 久志の第一歩
久志「…」
みんな自分を見ている
だけど誰一人、助けようとしない
関わりたくないのかみんな見て見ぬ振り
みんな早足でその場から
去って行った…
久志「…痛ぃ…痛いな…」
母「あなた…もしかして久志君?」
久志「…ぇ」
母「ちょっと大丈夫?」
久志「…俺っ…」
母「立てる?傷の手当てしてあげるから
家に来なさい」
久志「…すいません…迷惑かけて」
母「いいから立って」
久志「…」
助けてくれたのは明のお母さんだった
こんな姿、見られたくなくて
逃げ出したかったが
動けず…
母「ほらっ、しっかりして」
久志「…はいっ」
明の家に来てしまった
二度と行くつもりはなかったのに…
母「何してるの?上がって」
久志「…でも」
母「大丈夫、今日は明ちゃん、デートだ
から」
久志「続いてるんだ…例の奴と…」
母「ありがたい事にね」
久志「…」