テキストサイズ

BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~

第32章 番外編 久志の第一歩



母「また遊びに来てね」

久志「…」


現段階では否定も肯定もする事が出来ず
明の母に深々とお辞儀すると
家路へと急いだ


久志「…」


殴られた頬はまだ痛い
だけど不思議と気分は晴れていた

まるで長年の両親の呪縛から解放された
重い鎖から解放されたような
そんな気分だった


久志「新しい恋、出来るかな…」


これまで自分はずっと明に執着していた
でもそれは明が好きだから
そう思っていた

だけど本当は違ったのかもしれない
確かに明の事は好きだった
でもどこかで…


久志「…安心…出来たからな…」


好きな気持ちと同様に安心感があった
親の事、自分の弱さを知ってる
だから気楽だった

明は一番、都合のいい相手だった
好きになるのには…


久志「…」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ