無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

良太郎「これで最後？」

美代子「ありがとう、助かったわ、お礼
に今度、ご飯ご馳走するから」

良太郎「…はいはい」

美代子「でも給料前だから、あんま期待
しないでよ」

良太郎「わかってるよ」


人前では教師と生徒
だけど今みたいに二人の時は
昔に戻ったみたいに話せるが最近は少し
複雑で…


美代子「よいしょっと…」

良太郎「…」


美代子への複雑な想いに
良太郎は日々、悩まされていた…

幼なじみの時に感じていた想いとは違う
初めて感じる名前の知らない
この気持ちに…


良太郎「なあ、美代子…」

美代子「何」

良太郎「今度の日曜日さ、久しぶりに家
来ない？」

美代子「良太郎の家？」

良太郎「母さんも会いたがってたし実家
に帰りがてら一緒にご飯でも…」

美代子「ごめん、来週の日曜は無理なの
約束があって」

良太郎「友達と？」

美代子「うんっ、まあね…」

良太郎「…」