無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

明「…」

和彦「少し待っててください」

明「…和彦さん」

和彦「？」

明「和彦さんは辛くないんですか…出さ
なくても…」

和彦「僕なら大丈夫です」

明「でも…」

和彦「どうしても我慢出来ない時は一人
で処理しますから」

明「…」


和彦だって男だ
性欲はあるし一人でもする
それは健全な男性ならば当たり前の事で
仕方ない事

だけど同時に複雑な気持ちにもなった
自分以外の女性で抜いてる
それを思うと…


明「…なんか…複雑…」

和彦「？」

明「わがままだってわかってます、だけ
ど和彦さんが俺以外の人で抜いてるって
思うと、なんか…」

和彦「明さんで抜いてますよ」

明「えっ」

和彦「どんな綺麗な女優さんでも最後は
その人に明さんを重ねちゃうんですよね
失礼な話なんですけど…」

明「ほっ、本当に？」

和彦「はい」


ものすごく恥ずかしい
恥ずかしいけど、すごく嬉しかった

嬉しくて思わず…


明「…」

和彦「明さん？」

明「…ありがとう…和彦さん」

和彦「(笑)」


その背中にギュッと抱きついていた