無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

和彦「卒業祝い、何が欲しいか決まりま
した？」

明「その事なんですけど…」

和彦「？」

明「えっと…」


自分が今から和彦に言おうとしてる言葉
それを想像すると恥ずかしくて
赤面してしまう

それを聞いた時
和彦はどう思うだろうか…


明「物っていうか…えっと…」

和彦「？」

明「俺、和彦さんが…」

和彦「はい」

明「和彦さんが欲しいです！！」

和彦「僕、ですか？」

明「…」


言った
言ってしまった…

でも和彦は物じゃないし
和彦を求める言葉をどう思うか
喜ぶか、直球すぎて引くかもしれないが
もう戻れない


戻るわけにいかなかった


明「だから…だから今夜は…」

和彦「…」

明「今夜は何もつけずに抱いて欲しいん
です」

和彦「…でもそれは…」

明「高校生の時はダメって言われたけど
高校はもう卒業しました、それに」

和彦「…」

明「もし子供が出来ても俺は構いません
産む覚悟は出来てます」

和彦「明さん…」

明「…」