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明「簡単な事じゃないってわかってます
だけど俺は…っ」

和彦「…」

明「…すいません…」


明のお願いに和彦は否定も肯定もせず
難しい、何とも言えない
表情をしていた


明「…」


以前、子供の件で喧嘩した事もあり
これ以上聞く事は出来ず
曖昧に…


和彦「お風呂…」

明「えっ？」

和彦「お風呂、入ってきますね…」

明「あ…はいっ…」

和彦「…」


場の空気に耐えられなかったのか
お風呂場へ逃げた和彦
だけど…


明「…」

和彦「一緒に入ります？」

明「えっ、俺？」

和彦「明さん以外に誰がいるんですか？
せっかくだし一緒に入りましょう」

明「でも…」

和彦「さっ、行きましょう」

明「…はいっ…」


断り切れず
気まずい空気のまま
何故か一緒にお風呂へ入る事に…