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明「…」

和彦「んぅ…」

明「！！」

和彦「おはようございます、体は大丈夫
ですか？」

明「大丈夫です…」


和彦は明が男に戻った事に気づいていた
気づいていたが何も言わない
言わなかった…


和彦「今、朝ご飯作りますね」

明「あ、でも俺帰ります、仕事あるんで
すいません…」

和彦「じゃあ家まで送りますよ、すぐに
着替えますから」

明「大丈夫です、一人で帰れますから…
和彦さんはゆっくりしててください」

和彦「…わかりました」

明「…」


あからさまだったか
でも何も言われないのが辛くて
自分勝手だって思いながらも和彦の元か
ら離れた


明「…お邪魔しました」

和彦「明さん」

明「？」

和彦「僕からの卒業祝い、受け取っても
らえますか？」

明「えっ、でももう卒業祝いは…」

和彦「家の合い鍵です」

明「！！」