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明「あ、俺…」

和彦「ごめんなさい…手加減出来なくて
無理、させちゃいましたよね…」

明「…」

和彦「明さん？」


体を起こし
和彦に抱きついた明
頭はフラフラするし下半身も痛い

だけど心も体も満たされてる
そんな気分だった


明「…好き」

和彦「僕も、僕も好きですよ」

明「普段は言えないけど好き、大好きで
すから」

和彦「わかってます」

明「…(笑)」


身を寄せ抱き合ったまま眠った二人
朝方まで爆睡し目覚めた時
明は再び男に…


明「…あ…戻ってる…」


男に戻っていた


明「…はぁ…っ…」


最近、男でいる方が長く
もう女になる事はないかもしれない


明「…」


ずっと望んでた事
自分は男だし男に戻りたかった
だけどいざ女の体とさよならすると思う
と複雑で…


明「わがままだな、俺…っ」

和彦「…」


わからなくなった


明「…」