無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

久志「…んぐっ」


勇気を出し一口食べてみた
トマトは小さく切られ卵でとじてある
これなら…


久志「んん、ゴホッゴホッ…」


飲み込もうとしたがやっぱりダメだった
体がトマトに過剰反応してしまい
鳥肌が立ち吐きそうに
やっぱ無理…


久志「ハァハァ…ハァ…っう…」

店長「おい、大丈夫か？」

久志「…すいません…ちゃんと食べます
食べますから…」

店長「無理に食べる事ないぞ」

久志「食べます…」

店長「…」

久志「…ふぅぅ…っ…」


大きく深呼吸をし鼻をつまみ一口食べた
何回か噛んで水で流し込んだ
食べるというより
飲む感じ

それも無理やりで美味しい料理なのに
全然、美味しそうじゃない
こんな食べ方…


久志「んぐっ…はぁ…」

ゆきめ「そんな失礼な食べ方、しないで
ください」

久志「！！」

店長「ゆきめちゃん…」

ゆきめ「無理やり飲み込むみたいにして
店長や食材に失礼じゃないですか」

久志「…すいません」

ゆきめ「…」