BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~
第37章 トマト農家の娘
彼女の事は忘れよう
トマトが苦手、嫌いな自分が
トマト農家の娘と付き合うなんて不可能
無理だった
今回は縁がなかったと諦めよう
そう何度も言い聞かせた
だけど…
店長「おっ、いらっしゃい」
久志「…どうも」
諦めきれなくて
久志は再びこの店を訪れていた
彼女との接点はこの店しかないし彼女に
もう一度会いたかった
どうしても…
店長「今日は何にする?」
久志「…トマト…」
店長「えっ」
久志「トマト、克服したいんでトマトを
お願いします」
店長「トマト料理ね、了解」
久志「…」
認めてもらう
彼女の視界に入る為には
やはりトマトを嫌いなままじゃいけない
克服しよう
そう強く心に決めトマト料理を注文
店長「はいお待ち、特性トマたま焼きね
美味しいよ」
久志「トマたま?」
店長「トマトを小さく切って卵と混ぜて
フライパンで焼いただけ、卵で巻いてあ
るから食べやすいと思うよ」
久志「…ありがとうございます…」
店長「頑張って」
久志「…」