BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~
第37章 トマト農家の娘
ゆきめ「これっ、ありがとう…」
久志「…ううん…俺も謝りたかったし…
さっきの事、本当に…」
ゆきめ「…」
久志「あんな食べ方して…」
ゆきめ「ねぇ、ハウスの中、見て回らな
い?」
久志「あ、ぅんっ…」
ゆきめ「…」
帰る事も出来た
だけど久志は帰る事はせず
トマトハウスの中を見て回る事にした
ハウスの中には様々なトマトが栽培され
まだ色づいてない緑色や
真っ赤なトマト
様々なトマトが出迎えてくれた
久志「すごい、こんないっぱい…」
ゆきめ「私達家族は毎日、朝から晩まで
トマトを育ててるの」
久志「…」
ゆきめ「全部が出荷出来るわけじゃない
傷があったらダメ、大きさが違うとダメ
農薬もダメ、値段が高すぎてもダメ」
久志「大変ですね…色々…」
ゆきめ「業者からも無理難題言われるし
でもプライドがあるから、私達は最高の
トマトを育ててるって」
久志「…」
ゆきめ「だから許せなかったの、あの日
あなたが私の目の前でした事が」
久志「俺がした事…」
ゆきめ「…」