BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~
第37章 トマト農家の娘
久志「…すいません…」
母親「変な子、どうして謝るの?」
久志「…だって」
母親「誰だって苦手な物はあるし、私も
トマト苦手だから(笑)」
久志「嘘、だって」
母親「本当よ、トマト農家に嫁入りした
のに私、トマトが苦手なの」
久志「…」
母親「娘のゆきめにはいつも怒られてる
けど苦手なものは苦手よね?」
久志「…まあ…っ」
母親「(笑)」
本当に苦手なのか
話しを合わせる為の嘘なのか
だけど嘘を言ってるような雰囲気では
なかった
ゆきめ「お母さん?お父さんがちょっと
来てって…」
久志「…」
ゆきめ「なんであなたが…」
母親「彼、あなたの忘れ物を届けに来て
くれたのよ」
ゆきめ「忘れ物?」
母親「伝票、もうしっかりしてよ」
ゆきめ「あ、そういえば…」
久志「…」
母親「届けてくれたんだから、ちゃんと
お礼言いなさい」
ゆきめ「わかってるよ」
久志「…」