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母「会社の方には後で連絡しておきます
から」

和彦「お願いします」

明「…」

お試し期間を終え
正式に和彦と契約する事に

一日のほとんどを家の中で過ごし
暇を持て余していた明に和彦との勉強は
楽しみでもあった


母「じゃあ先生、明日もまたお待ちして
いますね」

和彦「また明日」

明「…」

和彦「明さん、また明日」

明「あ、はいっ」


勉強が中心の毎日
少しずつ和彦の存在は大きくなり
久志の事、久志の告白は記憶から薄れて
しまっていた

明にとって絶対的存在だった
久志の事を…


明「…」

母「あぁ～明日が待ち遠しいわね」

明「…ぅんっ」

母「えっ？あらっ（笑）」

明「…」


その結果、あんな事になるなんて…


久志「…」