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母「先生、今日はハンバーグ作ったんで
す、デミグラスソースの」

明「母さん！！」

母「スープも作ったんで楽しみにしてて
くださいね」

和彦「ありがとうございます、でも今は
勉強中なんで、また…」

母「ごめんなさいね、じゃあまた」

明「もう…」

和彦「…」


和彦を気に入ったのか
母は毎日、手料理を振る舞った
カレーにハンバーグ、手作り餃子などを
振る舞った


和彦「すごく美味しいです」

母「本当？良かった」

明「…」


最終日にはなんと…


母「今日はお祝いだからケーキ作ったの
スポンジも手作りよ」

和彦「誰かの誕生日ですか？」

母「先生のお祝い」

和彦「僕？」

母「明ちゃんと相談して正式に契約する
事に決めました！！」

和彦「正式に、いいんですか？」

明「相談したとか言って本当は母一人で
決めたんですよ」

母「明ちゃんの為じゃない」

明「はいはい…」

母「先生、明ちゃんの家庭教師、改めて
よろしくお願いします」

和彦「こちらこそよろしくお願いします
精一杯頑張ります」

母「（笑）」