BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~
第5章 遅すぎた告白
明「…」
和彦「…」
テーブルを挟み
向かい合うように座った明
だけどまともに顔が見れなくて明は下を
向いたまま…
明「…」
和彦「明さん…」
明「…はい」
和彦「ずっと下向いたままで首痛くあり
ません?」
明「…正直…痛いです…」
和彦「それなら早く顔上げてください、
そのままじゃ話し出来ませんよ」
明「お説教じゃなくて?」
和彦「お説教して欲しいなら特別にして
あげますけど」
明「いえ、結構です」
和彦「…」
明「あ、すいませんでした…」
和彦と目が合った瞬間
明は自分の身勝手な行動を恥じた
声のトーン
口調こそ優しかったが
和彦の表情からは怒りと安堵感の二つ
その二つの感情が見て取れた
自分は本当に…
明「…」
本当に何をしているのか…