SJの秘め事
第5章 Jが語るSとの秘め事 2
翔さんのジーンズを下ろしていくと、綺麗に絞まった脚が見える。
そして爪先から今は用のなくなったジーンズを引き抜く。
あなたの足の甲から爪先、色っぽくて好き。
ナニソレ…って笑われるけど。
おれにだけわかればイイの。
今、おれの前には一糸纏わぬ翔さんが、ベッドに横たわっている。
目眩がしそう。
おれのパンツはだらしないまま健在。
ジッパーが下りていてくれるのには助かった。
「翔さ…ん……すごく綺麗……絵画を観てるみたい……」
「ばかっ……ナニ言ってんっ……恥ずかしいだろ……こんなにシテおいて……」
頬がほんのり赤く染まったあなた。
また見惚れてしまう。
さっきよりも更に張り詰め、固く立ち上がった"アナタ"にも……
がしかしその途端、開いていたパンツのジッパーから、今度は"オレ"が主張しだす。
下着をグイグイ押し上げる。
「潤…?ここに来て……俺の傍に立って、こっちを向いたまま全てを脱いで……」
ボーッとしながら静かに頷き、言われるがままに下着ごとパンツを脱ぎ捨てた。
開放されたオレは不謹慎にも、絵画のような翔さんに見惚れて益々固くなり、引力に逆らいまくってしまっている。