きっと あなたと・・・
第22章 ー冷たい-竜之介- ー
竜之介『しおりん??今日はあんまり話せてないから、連絡先教えて??
今度一緒に食事しよ??
僕ね、話したいこといっぱいあ・・』
「竜之介・・・私と2人じゃ行けないでしょ??隼人に連絡して??
予定が空いてれば一緒に行くから」
僕の言葉を遮って淡々と話すしおりん。
・・・・いつも竜ちゃんって呼ぶのに、初めて竜之介って呼んだ。
僕の立場を考えてそう言ってくれてるのは分かるけど・・・
なんか・・・冷たい・・・
「私なら大丈夫だから・・隼人んとこ、戻っていいよ??」
僕の肩を叩いて、一瞬ニコッて笑うと
反対を向いてまた柊ちゃんと楽しそうに話し始めた。
だから・・・話したいこといっぱいあるのに・・・なんで冷たいの??