きっと あなたと・・・
第32章 ー落ち着かない-竜之介- ー
マンションの少し先を歩く男の人の後ろ姿・・・・みなたん・・かな??
薄暗いからよく見えなくて、みなたんらしき後ろ姿を見つめてると、
振り返った女の人がマンションに・・・・・しおりん!?
竜之介『しおりん‼』
思わず声に出ると、振り返ったしおりんはすごい驚いた顔してた。
隼人兄ちゃんから連絡あったって話すと、すぐに部屋に入れてくれた。
携帯、部屋に置いたままだったんだね・・・
「竜ちゃん、心配してくれてありがとうね^^」
汗を拭いてくれるしおりんは、いつも通り優しかったけど・・
なんとなく・・・無理して笑ってるような気がした。