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きっと あなたと・・・

第49章 ー気に入ったー


礼志『恋人がいるんですか??』


「え??あ、いや・・・そうじゃ・・」


礼志『はは^^僕は、この手のお見合いには慣れてます』


私の顔を見ると、少し笑って


礼志『僕を気に入ったって言ってくれるのは、いつも本人じゃなくて親なんです。
分かってますよ??詩織さんは僕を好きじゃないし、興味がない・・・
こんなに素直に顔に出る人は、今までいなかったよ^^』


「え??あ・・・すみません」


礼志『いえ、そういうとこかわいいと思いますよ??^^
詩織さんはすごーくかわいくて素敵で・・・僕は、気に入りました』


「え??あ・・・・え??あの・・・」


礼志『はは^^そんなに焦らなくても・・・あ、この駅ですよね??ここで大丈夫??』


ちょうど事務所の近くの駅を過ぎたところで車を止めてくれた。

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