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きっと あなたと・・・

第51章 ー呆然ー


それからすぐに缶は空になって、新しいビールを取ろうかと思ったけど、
なんだか酔いたい気分・・・っていうか、何も考えたくなかったからワインを開けた。



グラス片手にテラスに出て、暮れていく夕日をぼーっと眺めてると、
携帯が鳴る音が聞こえた。


部屋に戻って手に取った瞬間、切れた着信は竜ちゃんからだった。



そういえば・・この前のメッセージも返事してなかったな。


少し酔った頭で電話をかけ直そうとした時、また電話が鳴り響いた。

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