きっと あなたと・・・
第54章 ー僕が??-竜之介- ー
何なんだよ、もう・・・意味分かんないな・・・
とりあえず片付けて、帰ろう。
カーディガンを脱ぐと、小さな寝息を立てて眠ってるしおりんにそっとかけて、
食器を持ってキッチンに向かった。
しおりんを起こさないように気をつけながら、ゆっくり片付けて、
もうすぐ洗い終わりそうだった時、
「・・・竜ちゃん・・・ごめん」
後ろから声が聞こえた。
竜之介『あ・・いや、起こした??ごめん』
水を止めて振り返ると、
僕の大きめなカーディガンを着たしおりんが眠そうな顔で立ってた。