きっと あなたと・・・
第56章 ーかわいい-竜之介- ー
しおりんが入れてくれたお茶を飲みながら、久しぶりに2人で話した。
僕の電話やメッセージに応えられなかったことを何度も謝ってきて、
本当に忙しかったんだっていうのがすごく伝わってくる。
今日も、気付いた時に瑠風がちょうど電話をしてきたって・・・
僕が嫌だったわけじゃないなら・・・いいんだけど・・・
「で・・・最近電話くれてたのって・・何かあったの??」
竜之介『あ、もうすぐまた忙しくなるからその前に・・・渡しておきたくて』
持ってきてたお土産の袋を、しおりんに差し出した。