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きっと あなたと・・・

第60章 ー離してー


泣き顔を見られたくなくてそのまま通り過ぎようとした時、
私の腕を柊さんの手が掴んだ。



「離して下さい」


柊『嫌です』


「・・・・打ち合わせまでに戻るから・・・離してよ」


柊『嫌だって・・・ちょっと来て』



柊さんの手が私の手を取ると、そのまま引っ張られて会議室から連れ出された。

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