きっと あなたと・・・
第75章 ー違う存在-湊- ー
ふっ・・・なんか、小さい子どもが昼寝してるみたい
2人ともかわいい(笑)
こうやって見てると、本当に姉弟みたいだな。
竜之介はいいね・・ 詩織さんが甘えてくれるんだもん。
詩織さんにとって、俺と竜之介は全く違う存在だって分かってるから、
不思議と嫉妬はしなかったけど、
自分にもこうやって甘えてくれたらって・・・
俺の一言で落ち込んだり笑ったり・・
詩織さんが俺のことを気にしてくれたらって・・・
ちょっと・・・羨ましかった。
2人が起きる気配はなかったから、買って来たアイスを冷凍庫にしまって、
2人に毛布をかけると、
部屋に戻ってベッドに寝転んだ。