
きっと あなたと・・・
第83章 ー心配ー
隼人『詩織?』
「あ・・え??」
隼人『そんなに湊が心配?』
「え??あ・・・」
隼人『俺、社長と接待あるから行けないけど、あとで病院まで送って行くから・・・
今は仕事な(笑)』
隼人は私のおでこを軽く叩くと、打ち合わせを進めた。
それからお互いの仕事を済ませると、
約束通り、湊さんの病院に送ってくれた。
・・・病院の外には数人のファンらしき若い女の子がいたけど、
その間を抜けて中に入ると、面会の終了時間も迫っていたせいか、
人もまばらで結構静かだった。
