
きっと あなたと・・・
第112章 ー お揃い ー
「これ・・買ったの??」
湊『んー・・ 詩織さんに似合いそうだなって思って買ってたんだけど・・・
俺も欲しくなって買っちゃった♪』
「・・・・そうなんだ」
湊『・・・お揃い・・ダメ??』
湊って、こういうのしたいタイプなんだ・・・
普通の男の子なんだよね・・・・・・することがかわいい^^
「もう・・甘えて聞かないの^^
そんなことないよ??すごーくうれしい・・・ありがと」
湊『よかった♪じゃあ行こう‼』
私の手を取ると、海に向かって歩き始めた。
特に何も話さないんだけど、私の手をぎゅっと握ったまま。
海を眺めながら砂浜をゆっくり歩く・・・
嬉しそうな表情の湊に、手を離せないままでいた。
