
きっと あなたと・・・
第134章 ー遠くなる-竜之介- ー
そのまま本番5分前になって、
しおりんと一緒にみんなでステージ袖に向かうと、
僕たちを見つけた隼人兄ちゃんは呆れたように笑ってた。
隼人『お前たちはまったく・・二度と会えないわけじゃないだろ?』
隼人兄ちゃんの言葉にみんな苦笑いしてた。
確かにその通りだけど、寂しいのは寂しい・・・
しおりんが遠くなるような気がして・・・
「ほら、みんな準備して??がんばってね^^
いってらっしゃい♪」
時間が来ると、しおりんは何事もなかったように笑ってくれて、
いつもと同じように僕たちを送りだしてくれた。
