
きっと あなたと・・・
第143章 ー最低-柊- ー
・・・・・・・ほんと最低。
突然キスするなんて・・・何やってんだろう・・・
“ごめん”
って、僕の胸をそっと押し返した詩織さんの声と感覚が今も残ってる。
僕のことを好きになるまで答えなくていいって、自分で言っといて、
振られるのが怖くて先延ばしにしてたくせに・・・
言ってることもやってることも・・・中途半端で・・子ども。
“結婚はしない・・・けど、今の気持ちで柊さんとはいられない”
って・・・・結局、思いっきり振られてんじゃん。
瑠風『あ・・・ただいま♪』
柊『ん、おかえり』
ベッドでぼーっと考えてると、
瑠風が帰ってきた。
