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二人で一人

第8章 学校




「おまえは優ちゃんに
恋してない。そうだ、してないんだよ!」

慌てて訂正した。

『そうだよな…、うん。』

我にかえった俺は、

自分に言い聞かせるように言う。



「あー。びっくりした」

ふぅという感じでイスに座りなおす

『………』

おちついたものの頭の中では

まだあの話題が残っていた。

俺はコイビトてきな意味で

優のことが……す…き…?

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