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委員長はエッチでした

第9章 意味なんてない





「亮のが…欲しいの……っ」



言わないと
亮はまた
我慢して
ダメだって
思い込むから



恥ずかしいけど
そう
言ってみる



どっかの
AV女優みたい?



決心したような
きっと、鋭い瞳で
自分のズボンを
ずらしている。



そこから現れた
亮のそびえたつ肉棒を見て
うっとりと
溜め息をついた。



見ただけで
欲しくて
胸が熱くなる。



やっぱり
あたしは
淫乱なのね。



自分からも
腰を寄せて
足を亮の体に
巻き付けて
誘うように
腰を上げてしまう。



亮の肉棒に
吸い寄せられるように

腰を近付ける
あと数センチ……



それに気付いた亮が
嬉しそうに笑って
その瞳が
艶やかに
野性的に光った。


ズッ!
ズンッ!



亮がいっきに
あたしに
腰を寄せて
いきなり
深く
あたしの中に
亮の肉棒がはいった。




「あっ!……あああっ…!」




亮のが
あたしの中に
入った瞬間
激しい快感が
あたしの全身を貫く

溜め息のように
熱い吐息をついて
また
唇が重なった。



快感で目の前が
チカチカする
どうして
こんなに
気持ちいいの?



どうしてこんなにも
幸せなの?



「彩香さん……っ、
そんなに……っ、
締めないで…っ」




「だって…っ」




あたしには
良く分からないけど
感じたり
絶頂に昇ると
あそこが
キュンキュン締まるって

……あの人が言っていたから。



……あの人が。




結城さんの姿と
亮の姿が
一瞬重なる。



ああどうしてまた
思い出してしまうの?




亮は違う
亮はあたしの
好きな人だ。



比べたらダメ
亮の方が
好きなんだから……



亮の瞳が
じっと
真っ直ぐに
あたしを射ぬくように
見つめる。



ズンッ!
ズッ…!
ズッ!ズッ!ズッ!ズッ!



腰の動きが
だんだんと早くなって
歓喜の悲鳴を
上げて
口を押さえた。




「彩香さん……っ、
誰を…見てるの?
……俺の事だけ、考えて……っ!」




亮の言葉に
泣きたくなる。



違う
違うの……
亮の事だけ
考えたいのに……。




亮の動きが
早くなる。



激しい腰の動き
時折
深く
奥を貫く。



突き刺すように
貫かれて
責めるように

乱された。

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