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委員長はエッチでした

第12章 真夜中のおしおき





こんなのダメなのに
恐い筈なのに
体が
麻痺したように
動けない。



抵抗しても
無駄なんだと
分かっているから?



本当に?



抵抗するつもりも
ない……。



この人を受け入れてしまう
諦めた自分

慣れ親しんだ
自分。



苦痛は最初だけ
我慢すれば

いつの間にか
どうでもいいくらい
気持ち良く
なっている。



体中に這わされる
結城さんの
熱い舌先

体の隅々を
舐め尽くされて


キスを落として。



ぼんやりと
古びた天井を眺める。



天井には
染みがあって
……数を数える。



頭の中は
ぼんやりとしてるのに

体は勝手に反応して
甘い声を
上げ続けている。



「お前の中に、早く入りたい、
彩香……、
俺の目を見て、顔を良く見せて。

繋がる瞬間の顔が見たい。」



天井から
視線を写し
結城さんの顔を見つめる。



綺麗な顔
色気を纏って
目だけは鋭くて

ゾクリとする程
恐い。



裸にされたあたしの体。
体中舐められて

あそこから
蜜が溢れて
ひくついている。



両足を持ち上げられて
結城さんの
肩の上に置かれて

腰が少し浮いた。



いつの間にか
裸になっている結城さんの
しなやかな体。



聳えたつ肉棒を見つめ
彼の凶器のような
堅さを思い出して

身震いがするのに。



新たな蜜が溢れる。



結城さんの肉棒が
あたしのあそこに
いっきに
突き立てられた。



「あっ!〜〜あっ…あぁっ…!」



ズッン…ンッ!



相変わらず
いつも突然深く
あたしの奥まで
一息に侵入されて

突き刺すように
貫かれた。



ぐっと腰を押し付けられて
密着する体
その背中に
思わず手を回して

激しく震えて
悲鳴のような
喘ぎ声を洩らす。



「ハァ…っ、彩香……っ、
やっと、また、お前の中に…っ、
ああ、この感触……、
堪らないな…っ、
この中から…抜け出したくない…っ」



溜め息のような
熱い囁き。



耳元で熱い息がかかり
その吐息にさえ
反応して
震えてしまう。



舌先で耳朶を舐められて
何度もキスをされた。



「彩香……っ」



うわ言のように
名前を繰り返される。

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