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PH山田の伝説

第13章 完成していく女

入り口に着くと二人は階段をかけ上がりボーリング場へ

この日は平日と言うこともあって比較的空いて居た

二人はカウンターで受付を済ませてシューズと玉を選んだ

取り敢えず2ゲームの予定でプレイを開始した

まず祐希奈の投球 しかし俺はこれを見て驚愕するのだった

祐希奈のフォームは非常に美しく簡単にストライクを取った 次に俺が投げるのが恥ずかしく成る程だった
俺は恥ずかしさと情けなさを感じながらの投球となってしまった

詳しい内容は割愛するが1ゲーム終わって和真123祐希奈174だった

「祐希奈ボーリング上手いね ビックリするよ」

「偶然だよ 偶然」

そんな中2ゲーム目を始めた 普段ボーリングを余りしない俺にはすでに体が重い

しかし未だに祐希奈は調子よく投げていた

この日の祐希奈は今まで見たこと無いような純粋で楽しそうな表情をしていた
何処かで葉子と比べてしまって居た俺が居たのかも知れない

楽しい時間はあっという間と言うが本当にそうであれほど体が重かったのに嘘の様に時が過ぎて行った

そんな何時に無く楽しいボーリングが終わり二人は階段を降りて行った

階段を降りるとゲームセンターにあったプリクラが目に留まった

「和真プリクラ取ろうよ」
何時もなら当たり前の様に断る所だがこの日は当たり前の様に受け入れてしまった

俺は何故だか二人でプリクラの機械に入るとドキドキした

「どのフレームが良い?」
と焦りながらはしゃぐ祐希奈の姿がとても可愛かったのを良く覚えて居る

出会ってから暫く経ち最近では余りくっつく事の無かった二人だがプリクラの雰囲気に呑まれ仲良く肩を並べて居た

ちょっと最後のカットを撮る時に俺は無意識に祐希奈にキスしていた

祐希奈もそれを受け入れてすでにシャッターは切られて居るのにいつの間にかディープキスへ

しかしプリクラの機械の中ではここまでだった

二人は見つめ合い恥ずかしそうにゲームセンターを後にして祐希奈の車へ乗り込んだ

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