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PH山田の伝説

第13章 完成していく女

注文してから10分程でつけ冷やしザルうどんが運ばれて来た

「いただきます」二人は声を揃えて言うと勢い良く食べ始めた

「和真食べながらで良いから聞いてくれる?」

「どうした? わざわざ改まって」

「私達ってずっと一緒に居られるよね?」

「えっ? 勿論俺は祐希奈とずっと居たいけど?」

「でも和真は女沢山居るんでしょ?」

俺はペットにした女には必ず沢山の女が居ること 俺の女癖が悪い事 全てに置いて説明する事にしている
「そうだけど祐希奈は特別な存在だよ 祐希奈と居ると落ち着くし凄く楽しい」
「じゃあ彼女にしてくれる?」

俺はいきなりの告白に驚きながらも戸惑って居た

祐希奈は確かに最高な女だ
でも彼女と言うには何かが違って居た この頃の俺は葉子をと祐希奈を比べてしまって居た

俺は暫く考えてこう切り出した

「祐希奈は凄く良い女だと思うし 俺から見ても魅力的だと思うよ でもこんな俺で良いのか? 世間にもっと居るだろ?」

これは完全に逃げの一手だった はっきりとした事は何も言えずただ誤魔化すのが俺の精一杯だった

「和真がそう思うなら私は身を引くよ 私も和真と居ると楽しい でもこれ以上一緒に居たら私が離れられなくなりそう いずれフラれるなら今でも構わない」
俺は何も言い返せなかった
そんな話しをしながら二人はうどんを完食した

「ごめんね 食事中につまらない話しちゃって」

今になって思えばこの時何で祐希奈を引き留めなかったか後悔している

この日はこれでお開きとなり家まで送って貰った

車を降りるとき俺は
「また会えるよな?」

祐希奈は笑顔で俺を見送るだけでそれ以上は何も言わなかった

俺は自分の部屋に戻るとデータを着けてベッドに横になり祐希奈との関係を考えた

何時間悩んだのか分からなくなる程考えた しかし考えて居る間に知らず知らず寝てしまって居た

朝になってパッと目を冷ますと携帯に1通のメールが来ていた 勿論祐希奈からだった

「昨日は楽しかったよ
和真に無理言ってごめんね今までありがとう」

俺はまさかと思いメールを送ったがすでにアドレスが変えられて居た 一応すぐ電話もして見たが通じる訳もなく この時初めて俺は祐希奈の大きさを知るのだった

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