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PH山田の伝説

第14章 作られていた女

車に乗り込むとこの間とはまるで別人の美佳の姿がそこにはあった

やはりバイト終わりの適当な服とはまるで違いしっかりとオシャレをしていた

この間遊んだのと同じ女だとは思えない程の変貌ぶりだった

この日の予定は鍋を食べに行くこと

「行きたいお店有るんだけど大丈夫?」

「勿論大丈夫だよ」

「岸田屋ってお店なんだけど知ってるかな?」

「知らないなぁ どの辺のお店?」

「私の家のすぐ近くだよ って私の家知らないか」

そんな話しをしながらお店へと向かった

「今日何時位まで大丈夫?私お酒好きだから呑んでも平気かな?」

「明日休みだから大丈夫だよ 美佳の家に泊まって良ければだけど」

「そっか 帰り送らないと行けないのか じゃあ止めとこうかな?」

と言いながら美佳のアパートの駐車場に車を止めて歩いて行く事になった

美佳のアパートは居酒屋から程遠く無い所だった 大通りから一本外れて居て普段はまず通らない道沿いにあった

そこから美佳の案内で更に裏通りへと入って行った

イマイチ地理に詳しくない俺は全く場所を覚えて居ない

「ここだよ ここの鳥鍋は最高だよ」

「凄い場所にあるね こりゃ普通の人は知らないよなぁ」

「かもね 一応私の馴染みの店だから」

お店に入ると「あぁ美佳ちゃん久し振りあら今日はお連れさんと一緒?」

見た目50代の女将風の女の人が出迎えた 話し方から見て美佳とは長い付き合いの様だ

この人の案内で席へと向かった 二人用の座敷席へと案内された 普段俺はこんな席を使う事が無いため幾分か緊張していた

座敷に入ると女将さんらしき人が注文を取りに来た

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