いとしいとしというこころ
第12章 後悔
『サボり?病気?』
大ちゃんからのメールに、
『サボり…かな。』
そう返信したら、
『後から行くから。』
そんな簡潔なメールにフッと心が軽くなった。
「病気じゃない?」
会うなり言われて、そんな顔してんのかと自分のことが情けなくなる。
「和くんとなにかあった?」
「…なんで、そう思うの?」
「相葉ちゃんのこと、こんなにさせるのは和くんしかいないでしょ?」
じわじわと涙目になる俺に大ちゃんが苦笑いして、慰めるように頭を撫でられた。
「子供か。」
「ごめん。」
なんだかんだいって甘やかせてくれるから心の底から安心する。
昨日あんまり眠れなかったから寝てしまいそう。
「話してみてよ。」
俺は昨日のことを大ちゃんに話した。