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いとしいとしというこころ

第12章 後悔



「相葉ちゃんにできることで、
相葉ちゃんにしかできないことじゃない?」


俺にできること


俺にしかできないこと


……


「大ちゃん、ありがとう。」

俺ひとり、ぐちゃぐちゃ悩んで落ち込んでいたら出口のない迷路に入り込んでしまってた。

「いいえー。」

ふんわり笑顔の俺の大事な友達に心から感謝する。

「メールしてみたら?」

促されるまま和くんへメールをした。

『和くん。
昨日はごめん。
今日会えない?』



しばらく待ってみても返信がなくて、大ちゃんに泣きつきたくなってると大ちゃんの携帯に着信の音。





なに…?

困ったと言わんばかりに眉を下げてる。

「相葉ちゃん、和くんが会いたくないって…。」


え…


そんな…

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