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いとしいとしというこころ

第5章 新しい毎日



そうこうして過ごすこと数日。

お母さんは、おばちゃんの手を握って、おじちゃんや翔にいに何度も頭を下げて、俺のことをよろしくね、って頼んで仕事のあるアメリカへと戻って行った。

入学式、お母さんの帰省とバタバタしてたのが終わってホッと一息ついたころ。

『おめでとう。』

入学のお祝いのが最後になってた携帯のメールを眺めて。

えぃ!

送信したメール。


『大人になった雅紀くん。

どうしてますか?』


しばらくすると震えた携帯をガバッと取る。


『今からちょっと会える?』






えーーーーーっ!



自分からメールしといて死ぬほどびっくりして携帯を放り投げた。

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