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いとしいとしというこころ

第6章 好き?



そういういきさつで二人を会わせた。

二人仲良く?帰る姿を見て一安心。

家の中でも、すぐに打ち解けてたし、それにもし嫌だったら一緒になんか帰らないはずだから。

人見知りな俺と、同じように人見知り気味な和くんと、前から友達だったみたいに仲良くなった大ちゃん。

和くんもお気に入りっぽい。

あの日のメールは、

『今度、大ちゃんの居酒屋さん連れてって!』

…いいよ、いいよ。
連れてくよ。

大ちゃんも和くんはお気に入りになってた。

「今度いつ会うの?
俺も会いたい。」

…なんだよ、なんだよ。
まったく。

二人して惹かれ合わないで欲しいよ。

「あれは可愛いなー。
相葉ちゃんも大変だ。」

「可愛い?
そだよね。
帰り、なに話したの?」

「気になる?」

急にニヤニヤしてさ。

「…そりゃ、まあ。」

ふふんと口元を緩めて、

「大学での相葉ちゃんのことを聞かれたよ。」


まじ…

うわ。やば。

うれしいな。


「早く自分のものにしちゃえ!」



できるものなら…



したいよ

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