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この気持ち止められない キミのこと好きだから

第4章 新入生合宿

涼介マジ切れしてる。
西田「悪かったよ。上村ごめんなぁ(笑)」
涼介が西田の胸ぐらを掴み、
涼介「なにヘラヘラしてんだよ!!女の子一人あんなところに置き去りにして、なに考えてんだよ!!」
メイ「美海どこにいてたの?」
涼介「墓地を過ぎた一番真っ暗なところにいた。しかも西田が懐中電灯持って行ったから・・・。」
メイ「美海もう大丈夫だよ。」
黒木が優しく頭を撫でながら慰めている。
相変わらず涼介は胸ぐらを掴んだままだ。
西田「無事一緒に帰ってきたんだから、いいんじゃねぇの?」
涼介「そういう問題じゃないだろ!!」
慧「上村さん足どうしたん?」
真央「美海、置き去りにあった後、たまたま地元の高校生くらいの男の子達に追いかけられて、躓(つまず)いてコケたところに私達が通りかかって田山くんが助けてくれたの。」
慧「上村さんちょっとごめん。」
慧が抱き上げた。
美海「い、伊井尾くんわ、私だ、大丈夫だから!!」
慧「今、無理すると俺達、困る事になるからさ。」
そのまま保健室に連れて行った。


慧「恥ずかしかったら俺の肩に顔埋(うず)めてたらいいから。」
美海「慧くん、ごめんね。」
慧「やっと俺の名前呼んでくれた。保健室行く前にちょっといい?」
美海「えっ?」
慧「ちょっと下ろすよ。」
美海「やっぱり重かったでしょ⁉」
慧「違うよ。今だったら二人っきりだからさ(笑)」
同じ目線で
慧「俺、美海の事まだ好きだから!!」
慧は、優しく美海を抱きしめた。
美海「け、慧くん⁉」
慧「もう優しいだけの男友達辞めた!!これからは全力でいくからな!!」
美海「慧くん・・・。」
慧「可愛く呼ぶなよ。キスしたくなるだろ(笑)とりあえず保健室行くよ。」
抱き上げ連れて行った。


保健室

保健の先生「しみるわよぉ。」
慧「傷残らないよなぁ⁉先生?」
保健の先生「大丈夫よ(笑)」

ガラッ

亮太「美海、大丈夫か?」
保健の先生「もうちょっと静かに!!」
亮太「美海が置き去りにされてケガしたって聞いて・・・あれ⁉慧が美海、運んだの?」
慧「そうだよ(笑)西田どうなってた?」







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