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この気持ち止められない キミのこと好きだから

第4章 新入生合宿

亮太「涼介がマジ切れしてるからなぁ(笑)」
慧「涼介さぁ・・・。」
亮太「あいつ自分の気持ちにも鈍感だよなぁ(笑)」
保健の先生「上村さんの王子様は何人いるのかしらねぇ(笑)」
美海「王子様なんて・・・みんな私のどこがいいのかわかんなくて・・・。」
保健の先生「私は、なんとなくわかったような気がするわ(笑)」
美海「なんだろう⁉」
慧「美海って感じがいい子でしょ?」
保健の先生「さすが洋子さんの娘さんね(笑)」
美海「母の事を知ってるんですか?」
保健の先生「知ってるわよぉ(笑)」
亮太「美海の母ちゃん美人って聞いた事ある!!」
保健の先生「そうそう!!美人なのに性格良くて人あたりもいい人なのよぉ!」
美海「私も母みたいに美人に生まれたかった!!まわりの大人達は「お母さんに似たら美人だったのに残念ね。」って小さな頃から言われ続けてるから、私自身コンプレックスだらけだもん。だから慧くんも亮太くんも岡くんも岡田くんも私のどこがいいのかわかんない。」
慧「俺から見たら、美海すげぇ可愛いよ。」
美海「あばたもえくぼだよね。」
亮太「なんだそれ?」
保健の先生「悪いものも自分が好きなら良く見えるって事よ。」
亮太「俺も慧と一緒で美海の事は可愛いよ。」
保健の先生「まわりのゲスな大人達の意見は、どうでもいいのよ。上村さんは可愛いわよ!!」
美海「そうかなぁ〰。」
慧「だいたい美海の事を好きな奴多すぎ!!」
亮太「美海の家庭的なところを見て好きになった奴、増えたりして(笑)」
慧「辞めてくれ!!」
亮太「そうだ!!先生達って、どういう基準で食事のメニュー決めてんの?」
保健の先生「ワンパターンがイヤなだけじゃない(笑)?」
美海「そんな理由なら私達、大変ですよぉ。」
保健の先生「それもそうね(笑)はい、出来たわよ!!」
美海「ありがとうございます。」
保健の先生「気を付けてね!!」

ガラッ

涼介「足、大丈夫か?」
美海「ありがとう。大丈夫‼」
保健の先生「王子様登場!!」
涼介「えっ⁉」
慧「涼介、自分の気持ちに気付いたのか?」
涼介「ち、違うよ!!」
慧「貴大は?」
涼介「そこにいる。」
貴大「大丈夫か?」
美海「うん。」
慧「俺、美海に優しいだけの男友達は辞めるって宣言したから!!」
亮太「俺も美海に宣言したぞ!!」

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