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幸せだった日々

第7章 踏み出した一歩…

ドキドキしながらゆうくんの隣に座った。


どうしたらいいのかわからず…


座った状態のまま動けなくなってしまった…。


そして…


次の瞬間にやってきた突然の恐怖…


覚悟は決めたつもりでいたけど、この場所にいると怖さが増してきた…。。。



そんな私の気持ちに気づいたのか、ギュッ…と抱きしめてくれた。
さっきまであんなに恐怖で頭がどうにかなりそうだったのに、少しずつ冷静さを取り戻してきた。


「そんなに緊張しないで…。痛かったり怖かったりしたら途中でやめるから…」


その言葉を聞いて安心した。


自分のことよりも相手のことを考えてくれる優しい人。


だから、私はゆうくんが好きなんだよね…。


『うん…』


うなずくと同時にお互いの唇が重なった…


はじめは軽いキス…


そして…



だんだん激しいキスに変わってくる。



少しずつキスの位置が下がる…


首筋…


胸…


お腹…


そして…


下半身へ…



そんなところを見られたことも触られたことも舐められたこともなかったから、顔から火が出るほど恥ずかしかった…。。。



初体験だから、身体中を舐められても感じることはなかったけど、くすぐったくて時々、ビクッてなった。


しばらく愛撫してくれた後、



ついに…



挿入の時が…




男の人のアレを見るのは初めてだったから、
見た瞬間血の気が引いた…


(こんなに大きくて太いものが私のナカに入るの…???)


処女の私にはエッチの痛さが想像つかなかった。


でも…絶対に痛そう…


それは挿れなくても予想できた…




はじめてってことで、ゆうくんはとてもゆっくり挿入してくれた…




だけど…



それでもあまりにも痛くて



『…痛いっ…!!!』


って口に出しちゃった…



だって本当に痛かったんだもん…



予想はしてたけど、耐えられない痛みだった…



もう一度ゆっくり挿入してもらったけど、やっぱり痛くて中断…


ここまで痛がられると、さすがに男の人もやる気なくしちゃうよね…




「今日が2ヶ月の記念日だから、初エッチしたかったけど、急ぎすぎちゃったかもね…。しほは初めてだったんだし、気にしないでね」


って、少し悲しそうな顔をして優しい言葉をかけてくれた。



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