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幸せだった日々

第7章 踏み出した一歩…

背が小さくて童顔の私には、エッチしたいなんて気持ちを持ってもらえないじゃないかな…って思ってたから、ゆうくんの気持ちはとっても嬉しかった。


『…はじめての経験だから、本当のことを言えばエッチすることはとってもとっても怖い…』

「うん…。そうだよね…」


『…でもね…ゆうくんと身体と身体で触れ合いたい…』


そう言った後、ゆうくんの顔を見たらびっくりしてた。

「そう思ってくれて嬉しいよ…。ラブホテル…行っても大丈夫…?」


コクン…


ラブホテルへ向かってる途中、心臓が飛び出しそうなくらいドキドキしてた。



はじめて建物の中へ入った時の感想は…


とってもキレイ…


本当にキレイでびっくりした…


ラブホテルとは思えないよ…



部屋に入ると、さらに私の心臓はドキドキが高まった…。目の前にベッドが見える〜(恥)


どうしたらいいのかわからなくてソワソワしてたら、ゆうくんが声をかけてくれた。


「先にお風呂入っちゃおうか?」

『えっ…!?』


一緒に入るのかと思った私はとても焦った。


そしたら…


ゆうくんがぷっ…て吹き出した。


「別々に入るつもりだからそんなに焦らないで(笑)しほ、先に入っておいで〜」

『…うん。わかったぁ…』

勘違いしたことがすっごく恥ずかしくて、急いでお風呂場に走っていった。


シャー…

体を洗いながら、これからすることを考えてた…


エッチって、どんなことするんだろう…

恋愛マンガを読んだことあるから、なんとなく知ってるけど、マンガの世界と現実はきっと違うもんね…。。。


はじめてだから、きっと痛いよね…
絶対痛いよね…


えーん…怖いよー…


お風呂から出ると、今度はゆうくんがお風呂場に行った。


どこにいたらいいのかわからず、部屋の中をウロウロ…


近くにソファがあったから、ソファに座ってテレビを見てることにした。


心臓がドキドキしすぎて苦しい…


しばらくして、ゆうくんがお風呂から出て来た…


「しほ、おいで…」


後ろを振り向くと…


ゆうくんはベッドの上にいて、手招きをしてた。

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